2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧
本書は自民党の有力政治家元秘書がすすめてくれた本だ。 国際政治、日米間家を含めた日中関係を理解するには良書だ。 政治の世界に「リアリスト派」という言葉があることは驚きだ。 そもそも政治に現実以外の何を期待できるのだろうか。 本書ではリアリスト…
予定説という言葉をご存じだろうか。 キリスト教をかじれば基本的な用語だが、 「ある人を救済するかどうかは、神が一方的に決める」 という考え方である。 つまりは、人間なんてものがどうあがいたっていみがなくって、神様が救うかどうかはとっくに決めて…
私自身パスモユーザー。 スイカやパスモの土台になっている電子マネーの技術が生活スタイルを変えたという点ではイノベーション。 インフラというのは便利さに気がつかなくなったときにインフラとはじめて呼べるが、スイカやパスモはその域に達している。 乗…
以前羽生名人の講演に参加して、強烈に記憶に残っていることがある。 それは、次の手をさす時のプロセスだ。 ①直感 ②読み ③大局観 ということだ。 はじめは、①から③の順番にぐるぐる回しているのかと思ったら、どうやらそうではないらしい。 ランダムに、①、…
白洲正子の弟子という人のやきもの入門。 私が期待していたのとはすこしずれていたが、入門書としてはよい。 さらっとやきものとは何かを理解するのには効率的だ。 個人的には、釉薬の使い方を細かく解説しているのが欲しかった。 特に、陶器・磁器は釉薬の…
官休庵の若宗匠が書いた茶道の一般的な入門書。 茶道は、将棋や囲碁のように決して勝敗がつかないので、千家は千利休以降、家元としてのポジションを保つことができた。 これが、勝敗を決するようなものであれば、同じ家元がこんなに続くなんてことはありえ…
私自身、聖書に初めて接して30年近くになる。 それでも、旧約と新約を含めた聖書全体を読みとおしたことはない。 それでも、聖書とはキリスト教を信じている人たちにはありがたい存在だということは「感じて」はいる。 キリスト教徒でも本当に聖書を通読して…