慶應義塾幼稚舎に入学するためには

幼稚舎と横浜初等部、株式投資ネタへのアクセスとPVが多いので、ここでは特化てみようとタイトルも変えました

ミステリー

高嶋哲夫「原発クライシス」集英社文庫

高嶋哲夫の中でもっとも好きなミステリーになった。 もとの「スピカー原発占拠ー」からは大幅に加筆されているとのことだが、元原発のエンジニアらしい、リアルな描写がすごくのめりこめる。 電力会社や国からは応援が絶対に得られないようなテーマなので、…

米澤穂信「ボトルネック」新潮社文庫

「このミス」で人気が高い、1位というので、読んでみた。 成田につくまでに何を読もうかと、品川の駅で購入。 うーん、個人的にはどうでもよい作品。 もちろん、最初の設定は多少意外感はあったが、その後の展開はそれほどサプライズもないし、種明かしも、…

綾辻行人「十角館の殺人」講談社文庫

これまでミステリーは、「時間の無駄」とかおもってほとんど読まなかったのが、出来のいい作品は面白いんだと遅ればせながら理解できてきました。 それでも、個人的には、本当に起きていることを、第三者として、事実といわれていることをつなぎ合わせて「本…

高嶋哲夫「イントゥルーダー」文春文庫

小説そのものは★X1.5個という感じだが、やはり原発の産業構造を書いてある部分に興味がある。 高嶋哲夫氏の経歴が、慶應理工修士、原子力研究所研究員・・・、となっている。 原子力には、基本的には相当程度詳しいのだろう。 登場人物、場所などはもちろん…

ミステリーとは

ミステリーの定義は何だろうか? 話の中で、謎を展開、解決していく話が、ミステリーだと思うのだが、いかがだろうか? 私が最高のミステリーと思うのは、小説ではなく、実は漫画だ。 浦沢直樹画、勝鹿北星作(いろいろな説があるが)「マスターキートン」だ…