アルジェの事件の世界と日本での報道格差の話。
世界はBPの副社長が殺されたことを報道。
一方、日本は日揮の社員が殺害されたことも含め大きな被害を受けたことの報道。
日本では当然日本企業が被害を受けた話が中心となる。
しかし、アルジェ事件の全貌を知るための報道があってよいのだが。
フランスの植民地であるアルジェにロシアとガスプロムが食い込む状況。
BPはガスプロムと提携を始めていたという事実。
世界のエネルギーの潮流は石油からガスに移行してのは誰の目にも明らか。
フランスは原発が電源構成の中心だが、世界の潮流を抑えるにはガスを抑える必要も。
うーん、こうした背景をひも解いた分析はないものか。