経営
リチャード・ルメルト。 日本にはこんなシステムズ・エンジニアリングを分かるコンサルタントはいないからなぁ。 それにしても、データを駆使するコンサルタントの本がほとんど文字で埋め尽くされている。 つまり、これは人を説得するのに必要なデータはこれ…
IBM再建の立役者で有名な経営者。 ハーバードのMBA、マッキンゼー、アメックス、ナビスコといろいろ渡り歩いた経営者。 ところが、実のお兄さんはIBMのプロパーだったんですね。 本人も、ダートマスの工学部。 日本式にいえば、理系なんですね。 この本、実…
元フィデリティ投信の証券アナリストが書いた日本の電機産業の課題と将来展望。 著者は現在GFリサーチという投資会社?の代表とロンジンという個人投資家向け投資アイデアサイトのアナリストをしている。 https://www.longine.jp/index 私も購読してますが、…
「何かを生み出すことは、何かを捨てること」 これまでの事業の柱だった企業向けの配送業から撤退し、個人向け配送に。 普通の経営者はふつうはとることのできないリスク。 オーナー企業だったからできたということもできる。 ただ、トップが会社をどうした…
元サムスン常務のサムスン分析と日本企業への処方箋。 現在はATRCという会社を創業されている。 ネットで検索すれば本名は出てくる。 本書に書いてある経歴からは専門は画像、テレビのエンジニア。 なぜペンネームにされたのだろうか? 内容はなるほどという…
フィギュアで有名な海洋堂の社長の経営本。 ボーメさんを昔テレビで見たことがあったけど、社長(センムとよばれている)も変ってる。 梁山泊みたいな集団だなとよんで思った。 この本ではポケモンのフィギュアをアメリカで結構売っているとの話ものっていた…
この本を一言で言うと事業ポートフォリオの整理整頓の話。 クリスティンセンよろしく、「イノベーションのジレンマ」にいかに陥らないかを考えている。 まあ、だからといって特にこれという解決策はない。 過去、シスコがどうしただの、EMCが何を買収しただ…
いやー、何が言いたいのかさっぱりわからん。 サステイナビリティが大事なのはわかる。 それがないとビジネスだけではなく、何事も成立しないし。 アートを科学にしようとすると、こういう理解不能な本がでてくる。 編集者責任も問われかねないぞ。 多分書い…
全国の家電量販店をみるのが好きなんだけれども、ケーズのレイアウトはシンプル。 お客だけでなく店員も商品を把握できて、これは効率的。 商品棚の高さは低いので、店が一望できる。 ひとつ気になっているのが、家庭用ゲームが置いてない。 これはなぜなん…
最近も粉飾決算といきなりの社長解任劇と混ざった刺激的な事件は現在進行中だ。 旧経営陣は「飛ばし」という粉飾決算を認めた。 解任された社長が検察などから事情聴取を受けるなどに至っている。 今回の件は、経営陣それも何代もの経営のガバナンスがきいて…
ストーリーを作る ストーリーテラーになることは誰にでもできることではない。 本書は、ジョブズのエッセンスをまねれば誰でもストーリーをうまく語れるようになると繰り返している。 どこまで本当か分からないが、ジョブズも何度も繰り返しプレゼンの練習を…
辻野晃一郎氏はグーグル日本法人の元社長。 彼はグーグルでの3年間を綴っている。 本書を読んでの最初の印象は グーグルにとって日本なんていう市場はちっぽけな存在なのかな というのが一番大きい。 そもそも彼が退職したのはグーグルの本社のグローバルオ…
GEの元CEOジャック・ウェルチが「ウィニング」でミッションについて語っている。 「ミッションとは、どうやってそのビジネスで勝とうとしているのか」 つまりはどうやって利益を出そうとしているのか、そのためには戦略としてリソースをどこにさけば良いのか…
経営とはいっても上場会社と非上場の会社では当然違うものだとおもうが、金児昭のいう経営は上場企業であれば至極当然である。 ただ一様に理解されていないところもあるので、特に上場企業の経営者には読むだけでなく、理解してもらいたい。 金児は色々なと…