スポーツ
随分古い本(2001年)になってしまっていますが、今読んでもうなる内容です。 「勝者はおもしろい」 という二宮氏のことばがすべてを表現しているように思います。 成功は必然だと。 なるほど。 身体能力がずば抜けて優れた人だけがいわゆるプロとかオリンピ…
モウリーニョの階段を駆け上がる一部を垣間見れるのが楽しい。 特に本書の彼がアシスタント・コーチではなく、コーチをして職を得るまでのところが一番惹きつけられる。 アシスタント・コーチとしてはバルサなどで評価を得ていたものの、コーチ(日本で言う…
マイケル・ルイスの「マネーボール」のような内容を期待していたが、期待はずれ。 英国サッカーリーグのプレミアリーグに所属するアーセナル監督ベンゲルの著書。 ベンゲルはデータをもとにチームの構成を考えることが知られている。 ところが、「勝者のエス…
スポーツ雑誌Number(ナンバー)のイチローへの特集、インタビュー記事をまとめ直した本。 スポーツの結果をスポーツニュースの十数秒ごとのハイライトでみるのは嫌いだ。 理由は、TVのスポーツニュースは、結果だけを流す。 駆け引き、つまりは前後の文脈が…
イチローのすごいところは、チームで野球をやっていたとしても、そのチームに流されないことだ。 「チームの流れとは別のところで、自分をコントロールしてきたつもりです」 実際、マリナーズは弱小チームと読んでも差し支えないと思うが、その中で数々の記…
コーチの条件。 理解力(コンプリヘンション) 正しいものの見方(アウトルック) やさしさ(アフェクション) 魅力的な個性(キャラクター) ユーモア 辻秀一「スラムダンクの勝利学」では、アメリカのジュニアの指導書からの引用と言うことで、上の5つを上…
いやー、「名将バイブル2010」は読みごたえがある。 カッペロ、ファーガンソン、ベンゲルといった監督のポリシーがじっくり書き込まれている。 特に、ファーガンソンとベンゲルの記事が面白かった。 ファーガンソンは誰でもスター選手だとわかる選手を獲得し…
三浦カズの名言集に続いて、世界のサッカー関係者の名言集。 岩永修幸編「蹴球神髄」出版芸術社 これも面白い。 アマゾンでサクッと検索したら、いまじゃ、5巻まで出てるのか。 作者は味をしめたな。 続・蹴球神髄までは読んだが、その後は読んでない。 まあ…
NHKの茂木健一郎がメインキャスターの仕事の流儀がお休みに入るとのこと。 まあ、脳をどう使うと効率的かとかいっていた脳科学者が、脱税(まあすでに納付しているとのことだが)で、その言い訳が「忙しすぎて・・・」と、頭が整理できていなかったとの言い…
桜庭和志も独創力で、ちらっと触れていたが、宮戸優光氏がUWFの誕生から崩壊を書いた本。 もちろん格闘技(当時はプロレスから格闘技への移行期だった)は、通常のビジネスとは扱う商品そのものは違うが、ショービジネスとしてとらえれば、サッカーとは変…
石川遼がどうやってここまで成長してきたかを、父母にインタビューした記事。 いやー、半端ない。 父親は信用金庫でも閑職に異動をして、息子の練習をサポートしているし、母親のコメントで、金銭的にも苦労したくだりがあるし、なんでそこまで応援できるの…
日経にもインタビュー記事あり。 サッカークラブにとってのいい商品とはいいチームであり、いいプレーであり、勝利です。03年時点でバルサはいい商品を持っていなかった。 いまは派手に宣伝すれば何でも売れる時代ではない。・・・だから、我々はいい商品を…
マイケル・ルイス、「マネーボール」マネー・ボール (ランダムハウス講談社文庫) のサッカー版のような本。 ただし、本書の場合には筆者が実際のFCバルサのCEOであり、現役の経営者という点では、マイケル・ルイスとは違う。 本書では以下に経営を立て…
総合格闘家、桜庭和志選手の自伝。 UWFインターナショナル、キングダム、高田道場、フリーとなった経緯を振り返っている。 格闘技好きだけでなく、お世辞でなくすべての人が読んでも役に立つ本。 特に、格闘技という体力、筋力がすべてを支配しそうな世界…