慶應義塾幼稚舎に入学するためには

幼稚舎と横浜初等部、株式投資ネタへのアクセスとPVが多いので、ここでは特化てみようとタイトルも変えました

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

マイケル・ルイス「マネー・ボール」ランダムハウス講談社

メジャーリーグのアスレチックスの話。 アスレチックスのGMであるビリー・ビーンがいかにチームを構成しているかを分析し、書き起こした本。 ビーンは、選手に支払う年棒が高騰するなかで、限られた資金の中で、いかに効率的に選手を獲得するかを考えてい…

北康利「福澤諭吉 国を支えて国を頼らず」講談社

福澤諭吉(正式にはふくさわとよむ)、いまだに過小評価されていると思う。 また、誤解もされているともおもう。 慶應義塾の最大の問題点は、福澤諭吉以上の人物を輩出していないことである。 福澤が経営者としても哲学者としてもあまりにもずば抜けているか…

綾辻行人「十角館の殺人」講談社文庫

これまでミステリーは、「時間の無駄」とかおもってほとんど読まなかったのが、出来のいい作品は面白いんだと遅ればせながら理解できてきました。 それでも、個人的には、本当に起きていることを、第三者として、事実といわれていることをつなぎ合わせて「本…

木村泰司「名画の言い分」集英社

本を読みすすめるかやめてしまうかは、時間をかけてでも知りたいと思うかどうかで、決めています。 時間としては、読み始めの15分くらいではないでしょうか。 店頭で、いいなとおもって買ってしまった本でも、文章がが頭にしみ込んでこなかったり、内容が基…

金谷治訳注「孫子」岩波文庫

よく日常生活で「戦略」って何気に使いますが、結局、戦争のことばなんだよね。 戦争するのにも、方法論があって、こういう場合にはどう対応するのが定石だとかいうのがあります。 その一応前提になる基礎知識をどう生かすかというのが、インテリジェンスの…

歴史は権力者によって作られる

通常、歴史は時の権力者によって書かれるストーリーだ。 その権力者の思考のプロセスを理解するというのが早道だ。 ところが、それで歴史がわかったかというとそういうわけではない。 本当の歴史とは、岡田英弘氏の言うように、 「歴史は、人間の住む世界の…