2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
福澤諭吉をさかのぼるのに適塾緒方洪庵までさかのぼっても罰が当たることはなかろう。 緒方洪庵の適塾なくして慶應義塾だけではなく福澤諭吉そのものも語ることはできない。 福澤諭吉の教育方針は、慶應義塾で完成されたものではある。 しかし、そのDNAは緒…
野口悠紀雄の「超勉強法」の批判書。 もうかれこれ15年近く前の本だが、本質をついているので再度読んでみた。 数学の勉強法については、暗記ではなく、じっくり取り組りくめと言うことなど、おそらく数学者らしいコメントが続く。 「時間が許す限り考え続け…
才能のないものの嫉妬とは恐ろしいものである。 また、それが結果的に歴史の影響を及ぼすことがある。 それは、悲惨としか呼ぶよりほかない。 個人の欲望は満たされるかもしれないが、その後の歴史に与える悪影響の大きさは測り知れない。 この「福沢諭吉の…
慶應幼稚舎の入試の概要がわかる本。 Q&A方式で、素朴な疑問にこたえようとしている内容。 慶應幼稚舎に興味がある人であれば、受験の準備をする前に手元に置いておくとよい。 興味のない人が読むと、NYの保育園入試を描いたNursery Schoolのように 「そんな…
(2012年9月18日最新版アップデート) おかげさまで、このブログのエントリーのアクセスが2012年5月以降急増している。 幼稚舎受験に関して、福澤諭吉と慶應義塾の歴史をまじめに調べているからであろう。 お受験の先生レベルでは残念ながら福澤の精神と慶應…
イチローのすごいところは、チームで野球をやっていたとしても、そのチームに流されないことだ。 「チームの流れとは別のところで、自分をコントロールしてきたつもりです」 実際、マリナーズは弱小チームと読んでも差し支えないと思うが、その中で数々の記…
ニューヨークの保育園の異常な受験戦争の映画。 五組のNYにすむ夫婦とその子供の保育園に入園受験のドキュメンタリー?。 親も、保育園も、受験コンサルタントもよく撮影させたなぁという内容。 はっきりいって異常。 まずは親。 周りが見えなくなってる。 …
面白いテーマを研究している先生もいるもんだ。 先日はNHKの爆笑問題の番組にも出てました。 ギャンブルの本ですが、統計と心理学をうまく説明してくれている本です。 「ツキとはなにか」という問いには、 「ツキとは統計上のゆらぎである」 という答えだ。 …
この本のタイトルは、作家になるために必要な資質などを書いたものだが、実は一番言いたいことは、 「松本清張はとんでもなくすごい作家で、自分は大きな影響を受けている。」 ということで、結果として松本清張を先に読みなと言うぐらいのメッセージすら受…
龍馬が贋金づくりに奔走していたとは、恥ずかしながら知りませんでした。 とはいっても、当時薩摩や長州のみならず、会津や宇和島藩も贋金づくりをしていたようで、財政難を乗り切るためのソリューションだったようで。特に龍馬だけということでもないそうだ…
著者からの献本。 感謝です。 マンションで茶室がつくれたらなあ・・・。 という希望を実現させてくれそうな本。 個人的には、茶室を立てるのが夢ですが、なかなか住宅事情もあり、そんな希望はかなえにくい。 そんなときに出会ったという感じです。 具体的…